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アジサシ |
チドリ目カモメ科 |
Sterna hirundo Linnaeus |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 全長35.5cm。コアジサシに似るが一回り以上大きい。翼の先が細く尖り、尾は燕尾で全体的に細く見える。嘴はまっすぐで黒く、足は黒褐色。雌雄同色で、喉から顔は白く、胸から腹は淡灰色。 |
分布の概要 | ユーラシア大陸中部以北、北アメリカ東部で繁殖分布。東南アジア、インド、オーストラリア、アフリカ西部などで越冬する。日本は渡りのルートに入っており、渡りの時期に群れで海岸や河口、干潟に飛来して休息する。主に旅烏であるが、富山、東京でコアジサシの繁殖地で少数繁殖した。 |
生育状況 | 本県では津軽石川河口や根浜海岸などで9月頃に観察される。かつては高松の池や北上川などにも単独もしくは数羽の群れが迷行した。 |
生存に対する脅威 | 地球温暖化などによる繁殖地の自然環境変化、釣り人や車両侵入による撹乱などが考えられる。 |
特記事項 | |
文献 | 岩手県(1978)「岩手の鳥獣」葛 精一 監修. |
写真 |