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アオバズク
フクロウ目フクロウ科
Ninox scutulata (Raffles)
岩手県:Bランク        環境省:なし

形態 羽角のない丸い頭に大きな黄色の目をしたフクロウの仲間。胸には白地に黒褐色の縦斑。渡来する5〜7月頃、夜にホッホー、ホッホーと2声ずつ繰り返して鳴く声が特徴。
分布の概要 夏鳥として日本に渡来する。県内では北上川沿いの平地や丘陵、沿岸南部地域の社寺林等に渡来するが多くない。とくに県央以北は少ない。陸前高田市の社寺林で営巣記録があるほか、盛岡市の社寺林や河畔林などでも滞在記録がある。
生育状況 平地から丘陵地の河畔林や社寺林等、大木が混じる林を好む。大木の樹洞で営巣するが巣箱を利用することもある。夜行性で、飛び回りながら昆虫類を捕らえる。アンテナや電線、高木などにとまって鳴く。
生存に対する脅威 繁殖に適した樹洞のある大木の減少。殺虫剤や農薬使用に伴う大型昆虫類の生息環境の悪化。カラス類の増加と迫害など。
特記事項
文献
写真
岩手県外で撮影