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トラフズク
フクロウ目フクロウ科
Asio otus (Linnaeus)
岩手県:Bランク        環境省:なし

形態 全長35〜40cm。嘴の両側から両眼の内側に走る白い線がある。長い羽角をもつ中型のフクロウ。
分布の概要 針葉樹林や広葉樹林に単独もしくはペアで生息する。冬期には小規模な群れを形成し集団で眠る。
生育状況 本県では盛岡市、釜石市、遠野市、岩泉町などでの観察例がある。また2005-2007年盛岡市内で繁殖の記録があり、2006年5月営巣地付近で保護された幼鳥に発信器を付け、放鳥後の移動を調べた報告がある。
生存に対する脅威 農耕地帯森林、防風林の開発、屋敷林の伐採。
特記事項
文献 遠藤公男他(1987)岩手の鳥獣百科 P61 :岩手日報社.
岩手県生活環境部自然保護課(1998)フクロウ科生息実態調査報告書,pp27-31.
前田 琢(2007)岩手県環境保健研究センター年報6号,pp 69-72.
鈴木和美他(2007)日本野生動物医学会大会・講演要旨集13巻,pp 129.
藤井忠志・四ツ家孝司(2011)岩手県野生生物目録鳥類編,pp 10.
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