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オオジシギ |
チドリ目シギ科 |
Gallinago hardwickii (Gray) |
岩手県:Bランク 環境省:準絶滅危惧 |
形態 | 日本産タシギ属の中では最も大きく、かつ唯一の繁殖種。冬鳥のタシギは目先の黒線が本種より太い点が異なるが、繁殖期以外での近似種との区別は難しい。 |
分布の概要 | 日本周辺のみで繁殖し、冬期はオーストラリアまで渡る。日本ではかつては本州以南の山地草原及び北海道低地で繁殖したが、近年は減少が著しい。 |
生育状況 | 繁殖地として草丈30cm位の草原、湿地を好む。渡りの時期には河川沿いや水田にも出現する。25年前位までは県内の草原、湿地、高原などに多数繁殖していた。しかし最近の繁殖期の記録は、種山が原、雫石町、旧川井村、旧玉山村、旧沢内村、釜石市、胆沢ダム上流、八幡平市などごくわずかである。 |
生存に対する脅威 | 草原、湿地、伐採地の減少、近代的な集約牧野の増加。 |
特記事項 | |
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