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クロコシジロウミツバメ |
オオミズナギドリ目ウミツバメ科 |
Oceanodroma castro (Harcourt) |
岩手県:Bランク 環境省:絶滅危惧TA類 |
形態 | 全長19p 腰が白い他は黒褐色の羽衣、上嘴に管鼻と足に水かきがあり、尾の切れ込みは浅く、嘴と足は黒。 |
分布の概要 | 国内では岩手県の島でのみ繁殖する外洋性海鳥。5月中旬に渡来し、秋期に南へ渡る。 |
生育状況 | 日出島ではかつて多数繁殖していたが、1980年代後半からオオミズナギドリの増加に伴い激減した。1975年に大釜島、1998年に船越大島で繁殖が確認された。2012年、三貫島で新たな生息地が判明した。2012年、日出島では植生の変化等からオオミズナギドリは減少している。宮古市内で幼鳥の保護がここ数年連続して記録されている。地中に巣穴を掘り営巣。ヒナの巣立ちは10月。 |
生存に対する脅威 | オオミズナギドリの増加。ネズミ類の島への侵入。海洋生物資源の減少。 |
特記事項 | |
文献 | 由井正敏(1973)日出島 環境庁特定鳥類等調査. |
写真 |