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ヒメクロウミツバメ
オオミズナギドリ目ウミツバメ科
Oceanodroma monorhis (Swinhow)
岩手県:Bランク        環境省:絶滅危惧U類

形態 全長19cm 全身黒褐色、初列風切羽の羽軸は白く目立ち、腰も黒褐色、尾の切れ込みは深い。嘴と足は黒。
分布の概要 春に渡来し離島で繁殖、秋期には南へ渡る外洋性海鳥。国内では京都府の沓島、福岡県の小屋島等。県内では三貫島で繁殖、船越大島でも生息が確認されている。
生育状況 三貫島では発見当初には多数繁殖していたらしいが、その後は少ない記録のみ。1980年代後半に西の浜で小規模のコロニーが見つかっていた。2012年には南斜面で新しいコロニーが見つかった。石の下等に営巣。
生存に対する脅威 オオミズナギドリの増加。ネズミ類の島への侵入。海洋生物資源の減少。
特記事項
文献 熊谷三郎(1936) 三貫島の一夜.野鳥.Vol3:43号.
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