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クマゲラ
キツツキ目キツツキ科
Dryocopus martius (Linnaeus)
岩手県:Aランク        環境省:絶滅危惧U類

形態 雌雄ともに体長45cm。全身が黒、眼の虹彩が黄色で雄は頭部全体が、雌は後頭部のみが深紅。
分布の概要 北海道と北東北三県に分布。岩手県内では1981年安代町西森山で由井氏が、1995年岩泉町権現山国有林で田村氏が、1999年安代町安比ペンション村で石坂氏が撮影した3例の記録だけ。
生育状況 上記3例の写真記録があるだけで、近年の県内での確実な生息は報告されていない。生息数は極少数。
生存に対する脅威 生息地がブナ自然林に限定されているので、伐採圧などの人為的攪乱を避けるべきである。
特記事項
文献 藤井忠志(1999)本州のクマゲラ,197pp.
藤井忠志監修(2004)北東北のクマゲラ123pp.
写真