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イヌワシ |
タカ目タカ科 |
Aquila chrysaetos (Linnaeus) |
岩手県:Aランク 環境省:絶滅危惧TB類 |
形態 | 全長雄81cm、雌89cm、 翼開長170~213cm。全身黒褐色で頭頂から後頸部にかけて金茶色の大型のワシ。幼鳥及び若鳥は風切羽と尾羽の基部が白色でよく目立つ。尾の先は丸い。 |
分布の概要 | 北半球に広く分布し、5亜種に分類される。日本と朝鮮半島に生息するものは小型の A.c..japonicaとされる。東北、北陸、中部地方の日本海側に多く、本州以外の北海道や四国、九州では極めて稀である。 |
生育状況 | 日本では留鳥として約650羽生息するといわれ、県内には非繁殖個体を含めて80羽が生息する。生息は北上高地が中心で、奥羽山脈側にも少数が繁殖する。 |
生存に対する脅威 | 営巣地近くの森林伐採、鉱山開発、繁殖期のカメラマンの異常接近。 |
特記事項 | 岩手県環境保健研究センター(2012) 岩手県のイヌワシ 2002〜2011年の生息状況報告.pp29. |
文献 | |
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