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コウノトリ |
コウノトリ目コウノトリ科 |
Ciconia boyciana Swinhoe |
岩手県:Aランク 環境省:絶滅危惧TA類 |
形態 | 全長110cm位。雌雄同色。頭から首、背、肩羽と喉から体下面は白い。翼は風切羽から小翼羽まで黒く、前面は白い。嘴は黒く足は赤い。 |
分布の概要 | 中国東北部からアムール・ウスリー地方で繁殖し、長江下流から沿岸部で越冬する。渡りの途中、日本各地に出現する。2004年12月、大船渡市盛川に飛来した1羽は給餌されたドジョウを食べて10日ほど滞在した。江戸期には北上川流域の大木に営巣し、花泉町、一関市、北上市、花巻市に鴻巣という地名がある。 |
生育状況 | 日本では1971年に絶滅した。兵庫県のコウノトリ郷公園では中国やロシアから導入したものを飼育し、繁殖したものを野生復帰させている。池や川で魚類やカエル、ネズミなどを捕食する。 |
生存に対する脅威 | 生息地の埋め立てや湿地の汚染、餌動物の減少。 |
特記事項 | |
文献 | 遠藤公男(1994)「盛岡藩御狩り日記」 講談社. |
写真 | 岩手県外で撮影 |