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ニホンツキノワグマ |
食肉目クマ科 |
Ursus thibetanus japonicas (Schlegel) |
岩手県:Dランク 環境省:なし |
形態 | 頭胴長 120〜145cm、体重 50〜120kg。本州最大の哺乳類。全身黒色、胸に三日月模様。 |
分布の概要 | 岩手県内では奥羽山地と北上山地にまたがってほぼ全域に分布している。 |
生育状況 | 県内では山地から低平野部の里山まで広く生息。近年では、トウモロコシ、果樹などの被害も増加している。推定生息数は2,000頭を超すと考えられる。 |
生存に対する脅威 | 現状では特段危機的な状況はない。しかし繁殖力はそれほど強くなく、広葉樹林の減少などの影響を受けやすい。 |
特記事項 | 日本固有種。優れた自然環境の指標となる種である。また北上高地の自然史の実態を解明する上で重要な種である。 |
文献 | 大井 徹(1999)ツキノワグマによる被害発生と生息地の状態について.森林総合研究所東北支所だより,455:1-4. 環境省(2004)種の多様性、哺乳類分布調査報告書.pp225 |
写真 | 左側はアルビノ個体 |