| トップページ | RDBについて | RDBカテゴリー | 検索 |

イヌノヒゲ
ホシクサ科
Eriocaulon miquelianum Koern.
岩手県:情報不足        環境省:なし

形態 高さ10cmほどの小型の一年草。葉は線形で7〜9脈あり、先端は尖る。9月、4〜5肋がある花茎を出し、茎頂に楕円錐形の頭花をつける。総苞片は披針形で淡緑色、先は長く尖る。花床に毛はない。花苞は倒卵形くさび形で先が尖り、上端に少数の白色短毛がある。
分布の概要 山田町から報告されていたが、近年、滝沢市春子谷地でも確認された。本州・四国・九州、中国に分布する。
生育状況 低湿地などに生育する。
生存に対する脅威 湿地開発、水環境の変化など。
特記事項 県内のホシクサ科植物に関する研究は乏しく、調査が進むことで、新たな生育地が発見される可能性が高い。
文献 鈴木まほろ・小水内正明(2008)春子谷地の植物相,「春子谷地生物相調査報告書」,4-7,春子谷地生物相調査グループ
写真