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オタカラコウ
キク科
Ligularia fischeri (Ledeb.) Turcz.
岩手県:情報不足        環境省:なし

形態 開花時には1〜2mになる大型の多年草。地下茎は太く横走し、群生する。中空の茎の上部にはちぢれた短毛がある。根出葉は腎心形で、葉縁には細かい鋸歯があり、先端は円形、基部は心形となる。7〜10月、茎頂に総状花序をつける。頭花には柄があり、上向きに開く。舌状花は5〜9個ある。
分布の概要 一関市に分布するというが、近年、確認されていない。本州(秋田県以南)・四国・九州、中国・サハリン・シベリア東部・ヒマラヤに広く分布する。
生育状況 深山の湿地や谷川のほとりなどに群生する。
生存に対する脅威 森林伐採、林道や河川改修など。
特記事項 平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震により、生育地付近では大規模な山崩れが起こり、その後の治山事業などを含め、生育環境が大きく変わったため、生育を確認する必要がある。
文献
写真