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リュウノウギク |
キク科 |
Chrysanthemum makinoi Matsum. et Nakai |
岩手県:情報不足 環境省:なし |
形態 | 高さ30〜50cmになる多年草。細長い地下茎を伸ばし、やや細い茎を出す。葉は広卵形で、3中裂し、表面には短毛があり、裏面には灰白色の軟毛を密生する。10〜11月、茎頂に頭花をつける。舌状花は白色で、先端は浅く3裂する。全草に香気がある。 |
分布の概要 | 久慈市、遠野市に分布するという。本州(福島県・新潟県以西)・四国・九州に分布する。 |
生育状況 | 日当たりのよい岩場や斜面に生育し、石灰岩地帯を好む傾向にある。 |
生存に対する脅威 | 自然災害などによる岩場の崩落、盗掘など。 |
特記事項 | 県内の分布が自然分布であれば北限に該当するが、本来の分布から離れていることから、同定を含め再検討する必要がある。 |
文献 | 小水内長太郎・三浦徳蔵(1989)リュウノウギクの分布等追跡,岩手植物の会会報26:23-26 |
写真 |