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バアソブ |
キキョウ科 |
Codonopsis ussuriensis (Rupr. et Maxim.) Hemsl. |
岩手県:情報不足 環境省:絶滅危惧U類 |
形態 | つる性の多年草。茎は細く、下部にしばしば開出毛があり、全体には白毛がある。側枝の葉の多くは卵形で、鈍頭またはやや鋭頭、裏面に白色毛を密生させる。花冠は小さく、内面の上半分は濃紫色、下半分は濃紫色で斑点がある。種子は濃褐色で、光沢があり、翼がない。 |
分布の概要 | 八幡平市、滝沢市、盛岡市玉山区、花巻市などから報告があるが、近年はない。北海道・本州・四国・九州、朝鮮半島・中国(東北部)・ウスリー・アムールに分布する。 |
生育状況 | 山地の林床に生育する。 |
生存に対する脅威 | 草刈り、森林伐採など。 |
特記事項 | 花がない個体は近縁種のツルニンジンときわめてよく似ていることから、これまでの報告のうち、いくつかは誤同定の可能性がある。 |
文献 | 北上彌逸(1985)滝沢村大崎地区の植物について,岩手植物の会会報22:20-24 戸澤順子(1988)安代町の植物(1),岩手植物の会会報25:45-51 |
写真 |