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ルリハッカ |
シソ科 |
Amethystea caerulea L. |
岩手県:情報不足 環境省:絶滅危惧TA類 |
形態 | 高さ40〜80cmになる一年草。茎は4角で直立する。葉は対生し、羽状に3〜5全裂する。萼は球状の釣り鐘形で、先端はほぼ等しく中裂する。花冠はるり色で、萼よりは少し長く、雄ずいは2本が長く花外に突き出る。分果は長さ約1.5mmで、着点は大きく、分果の2/3に達する。 |
分布の概要 | 軽米町、盛岡市、岩泉町、宮古市、釜石市などに分布するというが、現在、ほとんど確認されていない。本州・九州、朝鮮・中国・トルコなどに分布する。 |
生育状況 | 日当りのよい草原や明るい林床に生育する。 |
生存に対する脅威 | 草原開発、圃場整備、自然遷移、盗掘移など。 |
特記事項 | 山火事跡地から生育の報告があり、不安定な環境を好む傾向があると考えられる。 |
文献 | 村井三郎・小林隆二・高橋政利・安本広静(1978)植生,「安家石灰岩地帯における自然環境の特質とその保全」,76-91,岩手県・東北開発センター 高橋大等(2002)軽米町の山火事による植生の変化について,岩手植物の会会報39:7-12 |
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