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クロマメノキ |
ツツジ科 |
Vaccinium uliginosum L. var. japonicum T.Yamaz. |
岩手県:情報不足 環境省:なし |
形態 | 高さ30〜100cmの夏緑広葉小低木。よく分枝し、若枝はやや角張る。葉は互生し、倒卵形または楕円形で、鋸歯はなく、網状の脈がやや目立つ。6〜7月、前年の枝先に黄緑色で、紅色をおびた花を1〜2個つける。花冠は壷形で、長さ5〜6mmある。果実は直径1cmほどの球形で、黒紫色に熟し、表面に白粉がつく。 |
分布の概要 | 和賀山系、焼石岳、早池峰山に分布するというが、確認されていない。北海道・本州(中部地方以北)、朝鮮半島北部・サハリン・千島・北アメリカ・グリーンランドに分布する。 |
生育状況 | 亜高山〜高山帯の針葉樹林やハイマツ林の林床、矮性低木林、岩礫地、高層湿原などに生育する。 |
生存に対する脅威 | 乾燥化、自然遷移、果実の採取など。 |
特記事項 | 生育地が限定されているが、確認されていないことから、誤同定の可能性が高い。 |
文献 | 大森鉄雄・高橋久(1987)高下岳の植物T,岩手植物の会会報24:27-33 |
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