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キバナシャクナゲ |
ツツジ科 |
Rhododendron aureum Georgi |
岩手県:情報不足 環境省:なし |
形態 | 高さ0.2〜1mの常緑小低木。茎は黒褐色の麟片に包まれ、下部は地面を這うように広がり、枝は斜上する。葉は枝先に密に互生し、楕円形で、両面とも無毛で、表面にはしわがある。6〜7月、枝先に黄色の花を4〜8個つける。花冠は漏斗状鐘形で、筒部内面に短毛がまばらに生える。 |
分布の概要 | 焼石岳に生育するというが、確認されていない。北海道・本州(中部地方以北)、朝鮮半島(北部)・サハリン・千島・カムチャツカ・東シベリアなどに分布する。 |
生育状況 | 日当たりのよい高山の風衝地、雪田付近の岩礫地に生育する。 |
生存に対する脅威 | 盗掘など。 |
特記事項 | 焼石岳が県内唯一の生育地とされているが、新聞報道などによって絶滅したともいわれている。 |
文献 | 須川直義(1986)焼石岳の植物,「岩手の生物」,49-54.日本生物教育会岩手大会「岩手の生物」編集委員会,盛岡 |
写真 |