| トップページ | RDBについて | RDBカテゴリー | 検索 |

マツバニンジン
アマ科
Linum stelleroides Planch.
岩手県:情報不足        環境省:絶滅危惧TA類

形態 高さ40〜60cmになる一年草。全体が無毛。茎は上部で枝分かれする。葉は互生し、狭長楕円形、3脈あり、先端は尖り、基部はしだいに狭くなり、葉柄はない。8〜9月、茎先に集散花序を出し、淡紫色の花をつける。
分布の概要 各地に分布したとされているが、分布しているという情報は得られていない。北海道・本州・四国・九州、東アジアに分布する。
生育状況 日当たりのよい草地や道ばたなどに生育する。
生存に対する脅威 草地開発、道路開設、草刈り、自然遷移など。
特記事項 全国的に絶滅に瀕しており、県内でも1970年代以降、生育情報はほとんどない。
文献 瀬川幸一(1973)盛岡市岩山及びその附近の植物―古ノートの記録から―,岩手植物の会会報10:43-47
小水内長太郎・三浦徳蔵・横山恵一(1983)笠通山の植物調査について,岩手植物の会会報20:19-23
写真