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イワカラマツ |
キンポウゲ科 |
Thalictrum sekimotoanum Honda |
岩手県:情報不足 環境省:絶滅危惧U類 |
形態 | 高さ80〜100cmになる多年草。茎の上部はよく分枝する。葉は2〜4回3出複葉で、茎、葉柄、小葉の両面には微腺毛を密生し、粘る。6月、大型の円錐花序を広げ、多数の花をつける。萼の外面、雄ずいなどにも微腺毛が密生し、粘る。 |
分布の概要 | 二戸市、北上山地に分布するという情報があるが、確認する必要がある。本州(青森県・秋田県・栃木県・長野県など)に分布する。 |
生育状況 | 日当たりのよい岩壁や礫地、特に石灰岩地に生育する。 |
生存に対する脅威 | 自然災害による岩礫の崩壊、自然遷移など。 |
特記事項 | 近縁種のアキカラマツとは微腺毛が密生することから区分されるが、分布することを含め、再検討する必要がある。 |
文献 | 安本広静(1965)馬仙峡採集記,岩手植物の会会報2:41 |
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