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ミドリアカザ |
アカザ科(ヒユ科) |
Chenopodium bryoniifolium Bunge ex Trautv. |
岩手県:情報不足 環境省:絶滅危惧TA類 |
形態 | 高さ60cmになる一年草。茎は細く、直立し、上部は分岐し、粉状物が多少付着する。葉は柄が長く、3角状卵形、菱状卵形で先端は鋭形、基部は広いくさび形になる。縁は全縁から歯牙があり、薄い。8〜9月にまばらに花をつける。胞果は水平、レンズ型で、黒色の種子がある。 |
分布の概要 | 北上山地、特に石灰岩地帯に分布する。本州・四国・九州、シベリア東部・アムール・ウスリー・朝鮮半島・中国に分布する。 |
生育状況 | 低地〜山地の崩壊地などの不安定な場所に生育する場合が多い。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、踏みつけなど。 |
特記事項 | 和名の混乱による誤同定の場合も考えられるため、改めて検討する必要がある。 |
文献 | 菊地政雄(1965)北上山系の植物相(概報)T,岩手植物の会会報2:1-12 |
写真 |