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ザゼンソウ |
サトイモ科 |
Symplocarpus foetidus Salisb. ex W.P.C.Barton var. latissimus H.Hara |
岩手県:Dランク 環境省:なし |
形態 | 高さ40cmになる大形の多年草。葉は長柄があり、円心形で、花後に伸びる。3〜5月、葉に先立って花序を出す。仏炎苞は普通、暗紫褐色まれに緑色となる。先端は尖る。液果はその年の夏に熟する。 |
分布の概要 | 盛岡市、滝沢市、西和賀町、奥州市胆沢区などに分布する。北海道・本州、朝鮮・アムール・ウスリー・サハリンに分布する。 |
生育状況 | 山地湿地に発達する湿生林の林床に生育する。 |
生存に対する脅威 | 湿地開発、森林伐採、道路工事、盗掘など。 |
特記事項 | 同様の環境に生育するミズバショウにくらべ、生育地・個体数とも少ない。そのため、自然性の高い湿生林の指標となる。 |
文献 | 戸澤順子(1988)安代町の植物(1),岩手植物の会会報25:45-51 |
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