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チョウジザクラ |
バラ科 |
Cerasus apetala (Siebold et Zucc.) Ohle ex H.Ohba var. tetsuyae H.Ohba |
岩手県:Dランク 環境省:なし |
形態 | 高さ4〜7m、胸高直径40cmになる夏緑広葉小高木。樹形は傘状となる。樹皮は灰褐色または暗紫褐色で、皮目が点在する。葉柄は開出毛が密生し、葉身は倒卵形、先端は尾状に伸びた鋭尖形で、2重鋸歯、裏面脈上に開出毛が密生する。4〜5月、開葉と同時に花を開く。花柄、萼筒とも開出毛を密生する。6月、黒色に熟する。 |
分布の概要 | 花巻市、金ケ崎町に分布するという。本州(太平洋側)・九州(熊本県)に分布する。 |
生育状況 | 丘陵地などの低山に生育する。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、森林伐採など。 |
特記事項 | 多雪地には亜種のオクチョウジザクラが分布し、県内でも点在する。これに対して、本種は太平洋側に分布することから、寡雪地の指標となる。 |
文献 | |
写真 |