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オノエラン |
ラン科 |
Chondradenia fauriei (Finet) Sawada ex F.Maek. |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 高さ10〜15cmになる多年草。根茎は発達せず、茎の基部に2個の長楕円形の葉をつける。葉の基部は鞘となる。7〜8月、茎頂に2〜6個の白色の花を総状につける。萼片は長楕円形で、側花弁は狭長楕円形、萼片と同長になる。唇弁はくさび形で、基部に黄色のW字形の模様がある。距は太く、楕円形、基部は強くくびれる。 |
分布の概要 | 奥羽山脈に分布する。本州(中部地方以北・紀伊半島)に分布する。 |
生育状況 | 高山帯の岩石混じりの日当たりのよい湿性草原に生育する。 |
生存に対する脅威 | 盗掘など。 |
特記事項 | 登山者による踏みつけ,盗掘など。 |
文献 | 千葉博・小水内正明(2010)岩手山の植物群落―雪田植生―,岩手植物の会会報47:19-23 関根清正(2003)私の35年間植物観察記録,岩手植物の会会報40:51-52 |
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