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マツカサススキ |
カヤツリグサ科 |
Scirpus mitsukurianus Makino |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 高さ1〜1.5mになる大型の多年草。茎は直立し、太くて硬く、やや円形で、5〜7個の節がある。葉は線形で、革質で長く伸び、葉鞘は密に茎を包む。8〜10月、散房花序で、3〜5個の分花序となり、頂生のものは大きい。苞は葉状で、花序よりも長い。小穂は柄がなく、10〜20個ずつかたまって球形の小集団をつくる。そう果は扁三角形、刺針は5〜6個、上方に上向きの小刺針がある。 |
分布の概要 | 八幡平市、花巻市、北上市、奥州市などに分布する。本州・四国・九州に分布する。 |
生育状況 | 日当たりの良い湿地に生育する。 |
生存に対する脅威 | 湿地開発、乾燥化、自然遷移など。 |
特記事項 | 生育地は少ない。 |
文献 | 須川直義(2007)北上市立博物館所蔵の広義ホタルイ属(カヤツリグサ科)目録―フトイ属,ミネハリイ属,ウキヤガラ属,クロアブラガヤ属に分けて―,北上市立博物館研究報告16:145-155 |
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