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チャボイ |
カヤツリグサ科 |
Eleocharis parvula (Roem. et Schult.) Link ex Bluff, Nees et Schauer |
岩手県:Cランク 環境省:絶滅危惧U類 |
形態 | 高さ3〜5cmの小形の一年草。叢生し、匐枝の先に小さな塊茎をつける。稈は糸状で、同長かやや短い葉をつける。小穂は稈頂に1個を頂生する。小穂は卵形〜長楕円形で、稈よりも明らかに太い。小花は3個あり、鱗片は膜質となる。そう果は倒卵形で、柱基は膨らまず、そう果との間は漸次移行する。刺針状花被片は4個、痩果とほぼ同長で、小逆刺がある。 |
分布の概要 | 陸前高田市に分布する。北海道・本州・四国・九州、ヨーロッパ・シベリア・北アフリカ・北アメリカ・南アメリカに分布する。 |
生育状況 | 河口域などの塩性湿地に生育する。 |
生存に対する脅威 | 海岸開発、海岸整備(防潮堤建設など)、圃場整備など。 |
特記事項 | 東日本大震災の大津波を受けた水田などに生育することが確認された。ほかにも生育地は存在する可能性がある。 |
文献 | |
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