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ミヤマジュズスゲ |
カヤツリグサ科 |
Carex dissitiflora Franch. |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 高さ40〜80cmになる多年草。根茎は短く叢生し、まばらに葉を出す。基部の鞘は黄褐色で、後に黒褐色になり、繊維状に細裂する。葉は鮮緑色でやわらかい。小穂は線形で、4〜6個、各苞から1〜2個を出し、小花をつける枝を出すこともある。小花はまばらにつき、小穂の上部に雄花、下部に雌花がつく。果胞は直立し、狭卵状紡錘形で、淡緑色、3稜形で膜質、細い多数の脈があり、しだいに長い嘴になる。 |
分布の概要 | 西和賀町、奥州市胆沢区、一関市に分布する。北海道・本州・四国・九州、南千島に分布する。 |
生育状況 | 樹林下、滝の周辺など湿性な薄暗い所に僅かに生育する。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、森林伐採など。 |
特記事項 | 生育地が少ない。 |
文献 | |
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