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ヤマトミクリ |
ミクリ科 |
Sparganium fallax Graebn. |
岩手県:Cランク 環境省:準絶滅危惧 |
形態 | 高さ50〜120cmの抽水性の多年草。根茎は横に這い、茎を直立させる。葉は背面が稜となり、断面は三角状となる。5〜9月、伸びた花茎は分枝せず、下部に腋上生の雌性頭花を3〜6個、上部に雄性頭花を4〜8個、まばらにつける。雌性頭花がつく花茎の部分はジグザグに曲がる。堅果は紡錘形となる。 |
分布の概要 | 花巻市、西和賀町、一関市などに分布する。本州・九州、ミャンマー・インドの温帯から暖温帯に分布する。 |
生育状況 | ため池、水田放棄地、河川などの停水域に生育する。 |
生存に対する脅威 | 池沼・湿原・河川開発、水量の減少、水質の悪化など。 |
特記事項 | 生育地が限られている。 |
文献 | 高野祐晃(2005)岩手県産植物分布資料(8)いわてレッドデータブック情報不足種等について(2),岩手植物の会会報42:13-16 |
写真 |