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ミミガタテンナンショウ |
サトイモ科 |
Arisaema limbatum Nakai et F.Maek. |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 高さ40〜80cmになる多年草。扁球形の地下茎があり、子球をつくる。葉は2個で、7〜13枚の小葉を鳥足状につける。小葉は卵形〜楕円形で幅が広い。4〜5月、開葉する前に、葉よりの高いところに花序をつける。仏炎苞は濃紫色あるいは暗紫色で、多くの場合、白条がある。口辺部は耳状にいちじるしく開出し、附属体は棒状から棍棒状で、先端は円い。 |
分布の概要 | 奥州市、一関市、大船渡市、陸前高田市などに分布する。本州(東北地方・関東地方・山梨県)・四国(南西部)に分布する。 |
生育状況 | 夏緑広葉樹林の林床に生育する。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、森林伐採など。 |
特記事項 | 生育地が限られ、個体数が減少している。分布の北限にあたる。 |
文献 | 笹村祥二(1971)岩手県におけるテンナンショウ属の分布(補遺),岩手植物の会会報8:21-22 鈴木實(2003)2002年の収穫,岩手植物の会会報40:37-39 |
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