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オオニガナ |
キク科 |
Nabalus tanakae Franch. et Sav. ex Y.Tanaka et Ono |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 高さ60〜90cmになる多年草。地下茎は短く横走する。茎は分枝せず、長い粗毛をつける。茎葉は卵形〜卵状楕円形で、翼のある長柄があり、基部は茎を抱く。羽状に中裂〜深裂する。9〜10月、茎頂に円錐花序状に頭状をつける。頭花は黄色で、20〜40個の小花からなり、舌状花は10〜20個ある。総苞は太い円柱形で、3列ある。 |
分布の概要 | 県内各地に分布する。 |
生育状況 | 低山帯の湿地、沼沢周辺に生育する。 |
生存に対する脅威 | 湿原開発、自然遷移、踏み荒らしなど。 |
特記事項 | 生育地が減少している。 |
文献 | 鈴木まほろ・小水内正明(2010)春子谷地の植物相U,「春子谷地生物相調査報告書2」(春子谷地生物相調査グループ編),3-11,岩手県立博物物 竹原明秀(2002)和山湿原自然環境保全地域の植生と植物相,「自然環境保全地域等動向調査報告書」,71-101,岩手県生活環境部 |
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