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オミナエシ
オミナエシ科
Patrinia scabiosifolia Fisch. ex Trevir.
岩手県:Cランク        環境省:なし

形態 高さ60〜100cmになる多年草。茎は直立し、下部は粗い毛がある。葉は対生し、羽状に深裂する。8〜9月、茎の上部に上部が平になる集散花序をつけ、黄色の小花を多数つける。花冠は5裂し、小さい。果実は長楕円形で、やや扁平し、腹面に1脈がある。
分布の概要 県内各地に分布する。北海道・本州・四国・九州、朝鮮半島・中国・シベリア東部に分布する。
生育状況 平地や丘陵地、山地の日当たりのよい草原に生育する。
生存に対する脅威 草原事業、盗掘など。
特記事項 個体数は急激に減少している。
文献 関根清正(2011)洋野町に自生する岩手県絶滅危惧植物,岩手植物の会会報48:41-43
亀山喜作(2011)早坂高原における植物相(秋季),岩手植物の会会報48:44-47
大森鉄雄(1999)衣川村月山神社境内の植物,岩手植物の会会報36:16-21
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