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ソクズ |
スイカズラ科(レンプクソウ科) |
Sambucus chinensis Lindl. |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 高さ1〜1.5mになる大型の多年草。地下茎を伸ばし広がる。茎はやや太く直立する。葉は有柄でやや大きく、5〜7個の小葉からなり、広披針形または狭卵形となる。7〜8月、やや大形の散房状集散花序をつけ、白色の小さな花を多数つける。花冠は5裂し、液果は球形で、赤く熟す。花序の所々に黄色い杯形の腺体がある。 |
分布の概要 | 一戸町、軽米町、盛岡市、北上市、奥州市、一関市、釜石市、陸前高田市などに分布する。本州・四国・九州、中国・タイに分布する。 |
生育状況 | 人家の付近に生育する。 |
生存に対する脅威 | 刈り払い、盗掘など。 |
特記事項 | 葉と根を乾かし漢方薬(むくみとりのための利尿薬、リュウマチや神経痛のための浴湯料)として利用されるため、中国から薬用として導入され、その後、野生化したものもある。 |
文献 | |
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