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エゾシオガマ
ゴマノハグサ科(ハマウツボ科)
Pedicularis yezoensis Maxim.
岩手県:Cランク        環境省:なし

形態 高さ20〜50cmになる多年草。茎は根ぎわで分枝し、直立する。葉は互生し、三角状披針形で、先端は尖り、基部は切形、葉縁は重鋸歯で、両面とも無毛か曲がった毛がある。8〜9月、枝の先端に黄白色の花を1個つける。上唇は細長く尾状にとがり、下唇は斜めに広く開く。
分布の概要 奥羽山脈、早池峰山に分布する。北海道・本州(中部地方以北)に分布する。
生育状況 山地〜高山帯の明るい草原に生育する。
生存に対する脅威 森林伐採、登山者の踏みつけ、盗掘など。
特記事項 生育地、個体数とも少ない。
文献 関根清正(2003)私の35年間植物観察記録,岩手植物の会会報40:51-52
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