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ナミキソウ |
シソ科 |
Scutellaria strigillosa Hemsl. |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 高さ10〜40cmの多年草。地下に細長い匍匐枝を出す。茎は4角で毛があり、多数に分枝する。葉は長楕円形で、先端は円く、やや厚く、両面にわずかに毛があり、葉縁には低い鈍鋸歯がある。6〜9月、上部の葉腋に花を1個つける。花は青紫色で、基部で曲がってほぼ直立する。分果は半円形、円い小突起がある。 |
分布の概要 | 沿岸に分布する。北海道・本州・四国・九州、朝鮮半島・中国(東北部)・サハリン・千島に分布する。 |
生育状況 | 海岸の砂浜に生育する。 |
生存に対する脅威 | 海岸開発、海岸整備(防潮堤の建設)盗掘など。 |
特記事項 | 東日本大震災の大津波の影響を強く受けたが、比較的早期に回復した。しかし、その後の整備によって多くが絶滅の危機にある。 |
文献 | 関根清正(2007)洋野町の海岸植物について,岩手植物の会会報44:37-39 高橋大等(1997)三陸海岸の海痕植生U―宮古湾岸の海浜植生について―,岩手植物の会会報34:1-9 |
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