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タチガシワ |
ガガイモ科(キョウチクトウ科) |
Vincetoxicum magnificum (Nakai) Kitag. |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 高さ30〜60cmの多年草。茎は直立し、分枝はなく、細毛がある。葉は茎の上部に数対つき、広楕円形またはやや菱状広楕円形で、葉脈上にわずかに細毛が生える。6〜7月、茎頂に緑褐色の花をやや密につける。花冠は5裂して平開し、裂片の先端は鈍い円頭になる。種子は白い縞糸状の冠毛を持ち、飛散する。 |
分布の概要 | 盛岡市、紫波町、一関市、藤沢町、洋野町、岩泉町、宮古市、釜石市、大船渡市、陸前高田市などに分布する。本州・四国に分布する。 |
生育状況 | 山地の林床や草原に生育する。 |
生存に対する脅威 | 草原開発、植生遷移など。 |
特記事項 | 生育地は多いが、いずれも個体数はきわめて少ない。 |
文献 | 関根清正(2011)洋野町に自生する岩手県絶滅危惧植物,岩手植物の会会報48:41-43 大森鉄雄(2005)東和町堂山・経ヶ森山の植物,135pp,東和町教育委員会 |
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