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トウキ |
セリ科 |
Angelica acutiloba (Siebold et Zucc.) Kitag. |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 高さ20〜80cmになるやや大型の多年草。全体が無毛で、独特の香気がある。茎から多くの枝を広げ、葉は2〜3回3出羽状複葉で、表面に光沢がある。小葉は細長く、さらに切れ込みがあり、鋭い鋸歯がある。6〜8月、複散形花序を出し、白色の小さな花を多数つける。花序には総苞片はなく、小総苞片は数個ある。果実は長楕円形、分果の側隆条は狭い翼状となる。 |
分布の概要 | 北上市、一関市、陸前高田市に分布する。北海道・本州(東北地方)に分布する。 |
生育状況 | 山地〜高山帯の岩石上に生育する。 |
生存に対する脅威 | 薬用としての盗掘など。 |
特記事項 | 薬用に栽培されることもある。生育地、個体数とも少ない。 |
文献 | 藤元淳・須川直義・松岡洋一(1996)猊鼻渓の植物相,「猊鼻渓学術調査報告書」,4-26,東山町教育委員会 |
写真 |