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イワウメヅル
ニシキギ科
Celastrus flagellaris Rupr.
岩手県:Cランク        環境省:なし

形態 夏緑性の木本つる植物。枝に円形や楕円形の葉柄痕が残り、一、二年枝の托葉は1対の刺となって宿存する。三年枝より古い枝は次第に灰色、平滑となり、節から太く短い気根を出す。5〜6月、葉腋あるいは芽鱗のわきに白色の花をつける。さく果は球形で、黄熟し、宿存する花柱をつける。雌雄異株。
分布の概要 盛岡市、遠野市、一関市に分布する。本州(関東地方以西)・四国・九州、朝鮮半島・中国(東北部)・アムールに分布する。
生育状況 山地の林内に生育する。
生存に対する脅威 森林伐採、生け花材としての採取、自然遷移など。
特記事項 個体数が少ないが、再確認する必要がある。
文献 大森鉄雄(2011)岩手県におけるカヤツリグサ科植物ほか数種の新産地,岩手植物の会会報48:58-61
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