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マツカゼソウ |
ミカン科 |
Boenninghausenia albiflora (Hook.) Rchb. ex Meisn. var. japonica (Nakai ex Makino et Nemoto) Suzuki |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 高さ50〜80cmになる多年草。茎は円柱状で、黄緑色、無毛でやや木質化する。葉は互生し、長い葉柄があり、3回3出羽状複葉となり、小葉は無毛でやわらかく、大きさはふぞろい、最終の小葉はほぼ倒卵形で先は円い。8〜10月、白色の小さな花をややまばらにつける。一種の臭気がある。 |
分布の概要 | 一関市、大船渡市、陸前高田市に分布する。本州(岩手県以南)・四国・九州に分布する。 |
生育状況 | スギ植林地の谷筋など、日当たりのよい湿性地に生育する。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、道路工事など。 |
特記事項 | 生育地が限られ、個体数が減少している。 |
文献 | 吉田繁(2005)二種類の植物とその新産地,岩手植物の会会報42:13-15 吉田繁(2010)マツカゼソウについて,岩手植物の会会報47:29-30 |
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