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チョウセンキンミズヒキ
バラ科
Agrimonia coreana Nakai
岩手県:Cランク        環境省:絶滅危惧U類

形態 高さ40〜70cmになる多年草。茎は直立し、長軟毛が多く、細い。葉は羽状複葉で、3〜5個の小葉からなり、小葉は菱状の卵形で、縁にはあらい鋸歯があり、裏面に長い軟毛と腺点がある。托葉は大きく、扇状に広がる。7〜8月、花は細長い花穂にまばらにつき、花軸には長軟毛が多く、小苞は小さい。花弁は黄色で、萼筒は伏毛が多い。
分布の概要 奥羽山脈、北上山地に分布する。北海道(南西部)・本州・四国・九州、朝鮮半島・中国(東北部)・ウスリーに分布する。
生育状況 山地や高原に生育する。
生存に対する脅威 森林伐採、踏みつけなど。
特記事項 生育地が限られている。
文献 菊地政雄(1964)チョウセンキンミズヒキについて,岩手植物の会会報1:18-19
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