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アオノイワレンゲ |
ベンケイソウ科 |
Orostachys malacophylla (Pall.) Fisch. var. aggregeata (Makino) H.Ohba |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 高さ10〜20cmになる多肉の多年草。ロゼットの葉は倒卵状披針形から楕円形で、緑色、偏平で先端に針状の突起はない。9〜10月、ロゼットの中心から花茎を伸ばし、白色の花を円錐状につける。花弁は倒卵形〜倒皮針形で、鈍頭、花時には斜上する。蜜腺は広線形で、淡黄色、裂開直前の葯は濃赤紫色になる。 |
分布の概要 | 二戸市、一戸町、洋野町、普代村、岩泉町、宮古市、釜石市などに分布する。北海道・本州(東北地方)・九州(北部)、朝鮮半島・中国(東北部)・ウスリー・サハリンに分布する。 |
生育状況 | 海岸や内陸の岩上に生育する。 |
生存に対する脅威 | 海岸開発、自然崩落、盗掘など。 |
特記事項 | 生育地が特殊で、個体数もそれほど多くはない。 |
文献 | 関根清正(2011)洋野町に自生する岩手県絶滅危惧植物,岩手植物の会会報48:41-43 |
写真 |