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カワラナデシコ |
ナデシコ科 |
Dianthus superbus L. var. longicalycinus (Maxim.) F.N.Williams |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 高さ30〜80cmになる多年草。茎や葉は粉白色を帯びる。茎は直立し、上部は分枝する。葉は対生し、線形または披針形で、基部は茎を抱く。7〜10月、茎頂に淡紅紫色の花を数個、まばらにつく。苞は3〜4対つき、先は芒状にとがる。花弁の先端は深裂し、下部は深紅褐色のひげ状の毛がある。 |
分布の概要 | 久慈市、宮古市、岩泉町、釜石市、盛岡市、花巻市、奥州市、一関市などに分布する。本州・四国・九州、朝鮮半島・中国(本土・台湾)に分布する。 |
生育状況 | 低地や山地の日当たりのよい草原や河原などに生育する。 |
生存に対する脅威 | 草原開発、盗掘、管理放棄による自然遷移など。 |
特記事項 | 普通にみられる植物であるが、地域によっては減少が著しい。 |
文献 | 大森鉄雄(2005)東和町堂山・経ヶ森山の植物,135pp,東和町教育委員会 |
写真 |