サクラタデ

サクラタデ

タデ科

Persicaria macrantha (Meisn.) Haraldson subsp. conspicua (Nakai) Yonek.

岩手県：Ｃランク　　　　　　　　環境省：なし

形態	高さ50～100cmになる多年草。地下茎を長く伸ばす。茎は直立し、わずかに分枝する。葉は披針形で、両端は鋭形でやや厚く、両面に短毛があり、裏面に腺点がみられ、互生する。托葉鞘は短い筒形で、縁に長い剛毛がある。8～10月、総状花序はやや密に花をつけ、先は下垂する。萼は5裂し、淡紅色で、腺点がある。そう果は3稜形で、鈍い光沢がある。雌雄異株。
分布の概要	県内各地に分布する。本州・四国・九州・琉球、朝鮮半島に分布する。
生育状況	低地の日当りのよい水辺に生育する。
生存に対する脅威	湿地開発、河川改修、乾燥化、埋め立てなど。
特記事項	個体数は減少しているが、新たな生育地が確認された。
文献	大森鉄雄(2005)東和町堂山・経ヶ森山の植物，135pp，東和町教育委員会
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