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| イブキトラノオ |
| タデ科 |
| Bistorta officinalis Delarbre subsp. japonica (H.Hara) Yonek. |
| 岩手県：Ｃランク 環境省：なし |
| 形態 | 高さ50〜120cmになる多年草。根茎は太く、短い。茎は細く、直立し、枝をあまり出さない。葉は長い葉柄を持つ根出葉と、葉柄が短い茎葉がある。葉柄の上部には翼がある。葉身は卵状長楕円形〜披針形で、薄く、先端は尖り、基部は広くさび形〜心形となる。7〜9月、細長い総状花序を伸ばし、白色または淡紅色の花を多数、つける。花弁はなく、萼は5裂する。そう果は卵円形、黒褐色で光沢がある。 |
| 分布の概要 | 奥羽山脈に分布する。北海道・本州・四国・九州に分布する。 |
| 生育状況 | 高山の日当たりのよい風衝草原に生育する。 |
| 生存に対する脅威 | 登山者の踏みつけ、盗掘など。 |
| 特記事項 | 個体数が少ない。 |
| 文献 | 大森鉄雄・高橋久(1980)岩手県に産する2・3の植物について(5)，岩手植物の会会報17：23-26 |
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