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ホザキヤドリギ |
ヤドリギ科(オオバヤドリギ科) |
Loranthus tanakae Franch. et Sav. |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 高さ20〜40cmになる寄生夏緑広葉低木。樹皮は濃褐色で無毛、新枝は赤褐色となる。葉はやや肉質、楕円形〜長楕円形で、全縁、先端は円頭で、基部は次第に狭まる。6〜7月、枝の先端に穂状花序をつけ、小さな黄緑色の花を散生する。花は両性で、雄ずいは長短がある。液果は楕円形で、淡黄色に熟す。種子の周りは粘液があり、他物に付着する。 |
分布の概要 | 二戸市、久慈市、奥州市、西和賀町などに分布する。本州(中部地方以北)、朝鮮・中国(北部)に分布する。 |
生育状況 | ミズナラ、クリ、ブナなどの夏緑広葉樹の大木の枝に寄生する。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、道路工事、樹木伐採など。 |
特記事項 | 個体数が少ない。 |
文献 | 吉田稔・荒木田昭子・荒木田直也(1996)ホザキヤドリギの果実を採食する鳥獣と種子散布,岩手植物の会会報33:65-68 |
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