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クマシデ |
カバノキ科 |
Carpinus japonica Blume |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 樹高12〜15m、胸高直径60cmになる夏緑広葉高木。樹皮は帯褐黒色で、老木では浅く裂け、薄くはげる。若い枝は長い絹毛があるが、後に無毛となる。葉身は卵状楕円形で細長く、基部はわずかに浅心形からまれに円形となる。側脈は15〜24対で、裏側に突出する。4〜5月、開葉と同時に開花する。雄花序は前年枝に側生、雌花序は新枝に頂生し、それぞれ下垂する。果穂は長楕円状円柱形で、下垂する。 |
分布の概要 | 宮古市、山田町、釜石市、大船渡市、一関市などに分布する。本州・四国・九州に分布する。 |
生育状況 | 山地の日当たりがよい谷斜面の湿性な場所に生育する。 |
生存に対する脅威 | 森林伐採など。 |
特記事項 | 木材が堅いため、家具、器具、荷棒などに利用される。 |
文献 | |
写真 |