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ハイビャクシン |
ヒノキ科 |
Juniperus chinensis L. var. procumbens Siebold ex Endl. |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 高さ1m以下の匍匐性の常緑針葉低木。幹や枝は地面を這って広がり、横走する枝の多くは先端を上向きに伸ばし、マット状になる。葉はほとんどが針形状で、三輪生から十字対生となる。4〜5月、雄花あるいは雌花は小枝の先端につける。毬果は球形で、2年目に熟し、紫黒色で上半部は少し白粉を帯びる。雌雄異株。 |
分布の概要 | 奥州市に分布する。九州(壱岐・対馬・福岡県)、朝鮮半島南部に分布する。 |
生育状況 | 海岸の崖や砂丘に生育する。県内の個体は蛇紋岩の露岩地に生育する。 |
生存に対する脅威 | 過度の樹木伐採、踏みつけなど。 |
特記事項 | 従来から自然分布であるが疑問視されている。生育地は「正法寺及び黒石寺環境緑地保全地域」に指定されている。 |
文献 | 岩手県(1982)正法寺及び黒石寺環境緑地保全地域,「環境緑地保全地域生態系調査報告書」,67-85,岩手県 |
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