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ショウキラン |
ラン科 |
Yoania japonica Maxim. |
岩手県:Bランク 環境省:なし |
形態 | 高さ10〜25cmになる多年生の腐生植物。根茎は肥厚し、よく分枝する。茎は多肉で淡紅色となり、鱗片葉をまばらにつける。7〜8月、分枝した枝先に淡紅紫色の大きな花をつける。萼片は広楕円形で、鈍頭、大きく開出する。側花弁は萼片よりも短く、白色、直立する。唇弁は袋状で、中央に幅広い細突起を持つ条があり、そこに紫色の斑点がある。 |
分布の概要 | 奥羽山脈、北上山地に分布する。北海道(南西部)・本州・四国・九州・屋久島に分布する。 |
生育状況 | 夏緑広葉樹林などのやや湿性な林床に生育する。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、森林伐採など。 |
特記事項 | 花が目立つ腐生ランで、1週間程度で枯れる。個体数が少ない。 |
文献 | 千葉高男・八幡輝夫・小守一男(2002)安比高原ブナ二次林の植生(その2)―植物相を中心に―,岩手植物の会会報39:18-24 関根清正(2003)私の35年間植物観察記録,岩手植物の会会報40:51-52 |
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