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アオチドリ |
ラン科 |
Coeloglossum viride (L.) Hartm. var. bracteatum (Muhl. ex Willd.) Richter ex Miyabe et T.Miyake |
岩手県:Bランク 環境省:なし |
形態 | 高さ20〜50cmになる多年草。葉は長楕円形または広披針形で、基部は鞘状に茎を抱き、1〜3個ある。5〜7月、茎の上部に淡緑色の花を総状に多数つける。苞は狭披針形で、花より長い。萼片は狭卵形、側花弁は線状披針形で、萼片よりも短い。唇弁は紅紫色を帯び、先端は3浅裂する。距は太くて短く袋状となる。 |
分布の概要 | 奥羽山脈、北上山地に分布する。北海道・本州(中部地方以北)・四国、千島・アラスカ・サハリン・朝鮮半島・中国(北部)・シベリア(東部)に分布する。 |
生育状況 | 山地のやや湿性な林床に生育する。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、道路開発、盗掘など。 |
特記事項 | 生育地は多いが、いずれも個体数は少ない。 |
文献 | 関根清正(2003)私の35年間植物観察記録,岩手植物の会会報40:51-52 |
写真 |