| トップページ | RDBについて | RDBカテゴリー | 検索 | |
タマミクリ |
ミクリ科 |
Sparganium glomeratum (Beurl. ex Laest.) L.M.Newman |
岩手県:Bランク 環境省:準絶滅危惧 |
形態 | 高さ30〜60cmになる多年生の抽水植物。根茎は横に這う。下部の葉は浮葉となる場合があり、上部は抽水葉となる。葉はやや円形の断面を持ち、上部になるにつれて次第に細くなり、先端は尖る。7〜8月、葉よりも短い花茎を出し、数個の球形の頭状花序を腋生する。花茎の上部の1〜2個は雄性で、下部の3〜6個は雌性で、柄がある。堅果は紡錘形で、短い柄があり、稜はない。 |
分布の概要 | 県内各地に分布する。北海道・本州(中部地方以北)、アジア・ヨーロッパ・北アメリカに分布する。 |
生育状況 | 湖沼、河川、水路、湿原内の池塘などの水深が50cmよりも浅い水域に生育する。 |
生存に対する脅威 | 池沼・湿原開発、道路工事、水質汚濁など。 |
特記事項 | 近縁種のミクリにくらべ、小型で、個体数も少ない。 |
文献 | |
写真 |