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ミヤマスカシユリ |
ユリ科 |
Lilium maculatum Thunb. var. bukosanense (Honda) H.Hara |
岩手県:Bランク 環境省:絶滅危惧TB類 |
形態 | 長さ40〜80cmになる多年草。鱗茎は卵形で、白色となる。茎は稜角があり、下垂する。葉は広線形で、多数つける。7月、茎頂に1〜3個の赤色の花を上向きに開く。花被片は狭倒披針形で、先端は強く反り返り、花被片の隙間はやや広い。さく果は倒卵状楕円形となる。 |
分布の概要 | 住田町に分布する。本州(東北地方、関東地方)に分布する。 |
生育状況 | 石灰岩地帯の岩壁に生育する。 |
生存に対する脅威 | 盗掘、ニホンジカの食害など。 |
特記事項 | 関東地方から報告されていたが、宮城県と岩手県からも分布することが確認された。 |
文献 | 大橋広好・吉田繁・上野雄規(2004)ミヤマスカシユリの新分布,植物研究雑誌79:140-142 |
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