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ホソバヒルムシロ |
ヒルムシロ科 |
Potamogeton alpinus Balb. |
岩手県:Bランク 環境省:絶滅危惧U類 |
形態 | 沈水葉のみ、あるいは浮葉もつける多年生の水草。地下茎は泥中を長く這い、ほとんど分枝しない水中茎を出す。沈水葉は無柄で、狭披針形、葉縁は鋸歯がなく、波状のしわとなり、褐色を帯びることが多い。浮葉は葉身と葉柄の区分が不明瞭で、倒披針形、基部は次第に細くなる。6〜8月、穂状花序を水面に出し、やや密に花をつける。果実の背面の稜は全縁またはわずかに凹凸があり、花柱は短い。 |
分布の概要 | 八幡平市、盛岡市、雫石町、奥州市に分布する。北海道・本州(東北地方、長野県)、北半球の北部に広く分布する。 |
生育状況 | 湖沼や河川、水路などの水域に生育する。 |
生存に対する脅威 | 池沼・河川・湿地開発、水質汚濁、土砂流入など。 |
特記事項 | 全国的に分布が限られ、集団によって浮葉の有無の違いがある。 |
文献 | 井上幸三(1986)夜沼とほかの二つの湖沼の水草について,岩手植物の会会報23:1-4 |
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